シグ板 -ビジネスステーション -
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やる気が出ない、飽きたときはどうするか
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2013/04/08 (Mon) 07:56:17
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がんばっているのに成果が出ない。そう感じているビジネスパーソンも多い。第一線で活躍し続けるにはもちろん、自己研鑽が必要だ。だが、その勉強は本当に、仕事の役に立っているのだろうか。ハイパフォーマーの学びの習慣を、600人アンケートの結果を交えながら紹介しよう。
▼神永正博さんからのアドバイス
勉強のモチベーションを上げるには、私の場合、2通りあります。「何か面白そうだ」という好奇心を持つことと、「早くここから抜け出したい」というネガティブパワーを利用することです。
好奇心が湧きあがっているときは、心の赴くままに任せて勉強すればいいでしょう。ただ、ポジティブな気持ちは気まぐれで、ややもすると消えてなくなりがちです。苦しいけど必要な勉強は、好奇心よりネガティブパワーを原動力にしたほうが長続きします。人が「これを避けたい」と思う気持ちは、ポジティブな気持ちよりずっと強く、持続力がある。だから継続的な勉強に向くのです。
自分の経験を振り返ってもそうでした。学生時代、数学に一生懸命取り組んだのは、卒業して風呂なしトイレ共同の下宿から一刻も早く出たかったからです。サラリーマン時代に論文を書いたときも、高度な数学を使う機会がない仕事に嫌気がさして、早く会社を辞めたいと思っていました。もちろん根底には数学への学術的興味があるのですが、それだけでは長続きしない。好奇心ドリブンでトップスピードへと持っていき、ネガティブパワーでエンジンを回し続けるというやり方がいいと思います。
ネガティブパワーを燃やすのは簡単です。ポジティブシンキングは修練が必要かもしれませんが、ネガティブパワーは現状への不満を見つけるだけでいい。勉強に飽きたら、ネガティブパワーでうまく自分を追い立ててあげてください。
▼村井瑞枝さんからのアドバイス
本気になれないときは無理して勉強しなくてもいいと思います。漠然とした不安から勉強を始める人もいますが、強い目的意識がないと効率が上がらず、時間やお金をかけたわりに成果が上がりません。成果を実感できなければ飽きや諦めにつながるので、結局、リソースを無駄にすることになります。
勉強は、必要に迫られてからでも十分に間に合います。むしろ怖いのは、普段から慢性的にだらだらやっていたために、必要に迫られたときにスイッチが入らないことでしょう。勉強はメリハリが大切。必要性がないのに流されてやるくらいなら、やらないほうがマシです。
そのかわり、やり始めたら必死でやることが大切です。本気で勉強すれば、たいていのものは3カ月で最低限のレベルまで到達できます。集中して最低限のレベルに達したら、次はもう実戦の場所に自分を持っていくことです。語学なら現地に旅行してもいいし、ツイッターで外国人とやりとりしてもいい。必要に迫られて始めた勉強であれば、実戦の機会はいくらでもあると思います。こうして強制的に次のステージに移れば、やる気が出ないなどといってはいられません。
やる気が出ない、飽きたときはどうするか
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130407-00009078-president-nb