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ドイツ人女性が悩む「おっぱいセクハラ」

1:  :

2013/03/21 (Thu) 08:46:59

セクハラ(性的嫌がらせ)は日本だけでなく、世界中に存在する。ヨーロッパの中で先進国、文化大国として栄えるドイツでも近年セクハラは深刻なようだ。ドイツ女性というとおっぱいが大きいイメージがあるが、やはり「おっぱい」にまつわるセクハラが多いのだろうか。

数カ月前にドイツ自民党のある偉い政治家と女性ジャーナリストとの間でのセクハラ疑惑事件が大ニュースになった。その内容は、
「南ドイツの衣装“ディルンドル”のネックラインを自分の胸でいっぱいに埋めることができるかい?」というもの。
日本でもオクトーバーフェストが各地でしばしば開催されるようになったが、その会場でウェイトレスがよく着ている衣装が“ディルンドル”。胸部が大きく開いているのが特徴のひとつで、問題の政治家は要はそれを「おっぱいでいっぱいにできるか」というわけだ。女性ジャーナリストのおっぱいサイズがどのくらいか聞きたかったのか、それとも小さいこと(または大きすぎること)を皮肉るために言ったのかは定かでないが、決して上品とは言えない発言だ。日本でもたぶんセクハラになるだろう。

セクハラは政界だけではない。軍隊の中でも起っている。例えば以下のようだ。
(ケース1)「新入り女子軍人」が自分の訓練指導者にこう聞かれた。
「貴方の体は少し傾いているみたいね。胸の重さを測って、解決してみれば……」
(ケース2)塹壕を掘る練習で訓練指導者が掘っている女子軍人にこう聞いた。
「掘っている塹壕には胸用の穴を掘るのも忘れないでね」
(ケース3)練習のときお腹を苦しそうに触った女子軍人がこう言われた。
「ん? 妊娠しているかい? 残念ながら僕がやったわけではないよね」
(ケース4)猫2匹を飼っている女子軍人に指導者がこう言った。
「なるほどね、そしたら君は“ムシ”を三つも持っているわけだ」
“Muschi”はドイツ語でよく「猫ちゃん」を呼ぶのに使われるだけでなく、女性の「アソコ」の名称にもなっているのだ。

なるほど、軍隊のように硬い閉塞された空間に限って意外にこうした破廉恥が横行するものなのか。他方、我々にも身近な会社ではどうなっているか。気になるところだ。あるドイツ人はこう説明する。
「上司と性的関係を持てば、出世はより確実になる傾向がありますね。だから逆に、性的関係を拒否した場合、職場では不利な目に合う。これってセクハラですよね」
「偶然を装って、故意に女性の体に触る。女性にアダルト写真・動画を見せたり、エッチな話をする。こういうことって日本でもよくあることでは?」

さらには病院、施設の看護婦からもこんな話があるそうだ。
制服に書いてある施設の名前を極度に近づいて見ようとする。患者が起き上がるのを助けるとき、患者が偶然を装って胸を触る。歩くのを手伝うとき、患者が体を必要以上にべったりくっつけてくる。お風呂に入れてあげるとき、男性患者が自慰を行う。

ドイツ連邦家族・老人・女性・青年省(2003年)が1万人を対象にアンケート調査したところ、58.2%の女性がセクハラ被害を受けたことがあるという結果が出た。

「おっぱいセクハラ」を含め、ドイツ女性は様々なシーンで色々なセクハラに悩んでいるようだ。裁判になるケースもあるという。以前、「ドイツ人の職場でのルーズさ」を紹介したが、現代ドイツ人のモラル低下がこんなかたちでも出ているのだ。


ドイツ人女性が悩む「おっぱいセクハラ」
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20130321-00000002-excitebit

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